新米介助犬の歩行お手伝い

　　　　　　　　　　　　　↓今日のオレゴンに咲く桜↓

私が住むアパートにNさんという足のご不自由な方がいらっしゃいます。

足がご不自由になる前は、オレゴンの大学で先生をしていた方で、
とても純粋で聡明な女性です。
今は耳と目も少し、不自由ですが、
それを思わせないくらい、いつも明るく、元気でアクティブ！！


彼女は私が尊敬している方のお一人です。



Nさんは、usaたちが引っ越してきた１２月には一匹の介助犬Pちゃんと
一緒に暮らしていました。
犬種はブービエ・デ・フランダース（バビエ）というフランスの犬。
プードルに似た、チャコールグレイの巻き毛が上品な犬です。


私は、大きいけど気の優しいPちゃんが大好き。
人なつこいPちゃんはいつも、会うとusaに軽くじゃれてきます。
時々、しゃがんで話かけると、思い切りじゃれられて倒されることも。がはは。


そんなある日、Mくんという生後５ヶ月の新米介助犬がやってきました！ども(＾_＾)ﾉ　
彼もブービエという犬種です。
Mくんは耳の遠いNさんの耳がわりなんです。


こうしてNさんと２匹の介助犬との暮らしが始まりました。


このブービエ、Nさんによると、もともとは牛飼いの農家の方たちの狩猟犬だったそう。
名前を聞いてもあまりなじみがなかったので、
usa調べてみましたよ。

↓コチラ！
これほど、人の為に働いてきた犬は他にいるでしょうか。人のために、危険をかえりみず、
牛や羊を追い、人のために夜も休むこともなく番をし、人のために弾丸飛び交う戦場に 赴き、
人の為に伝令を運び、人のために重たい搾乳器を回し、人のために負傷者を運び、
朝から晩までヘトヘトになるまで人に尽くしていた犬。（ブービエ・クラブ・ジャパン記事より抜粋）


そうだったんだ〜。働き者なんだね…
君たちは今も、人のために一生懸命働いてるよね、たしかに。
すごい、すごいですよー。本当にえらいねぇ…


usaはもっと彼らのことが好きになりましたよっ。


Pちゃんは、もう大人の犬。
人間との意思疎通がしっかりできる、賢い犬に成長し、いつもNさんを
助けています。

一方でMくんはというと、まだかけだしの介助犬なので、Nさんが車いすで
道を歩行している時、Nさんにより添って歩くのがまだあまり上手ではありません。

今訓練中です。

もちろん、Mくんは他での訓練もしているようですが、Nさんは自ら日常的に
訓練をしようという前向きな女性。

Pちゃんを家に置いて練習しにでかけると、とても寂しがるとのことで、
これから、usaも一緒にMくんの歩行練習にご一緒することになりました。
＝＝＝＝＝＝☆(((((((((^ｰ^*)ﾉｲｯﾃｷﾏｰｽ♪




usaはPちゃんをひきながら、Mくんが道から外れそうになったり、
Nさんの歩行ペースより早すぎて、先に歩こうとしたら、

その都度水スプレーをするんです。


ひゃあああああぁぁぁ…((（･。･;）（;･。･）)))


これが、けっこう気が引ける。できねぇできねぇ（江戸っ子）
水スプレーをされた時のMくんは、すぐにいけないことをしたことに気づき、
元通り、しっかりと歩き始めるけれど、またすぐ立ち止まって寄り道したり、
通る車に気をとられてしまうのです。


５ヶ月の赤ちゃんですからね。
そりゃ〜いろいろ興味あるますよ。人間の赤ちゃんだってそうだもの。
無理もないか…ー_ー;)ｳｰﾝ､､､


Mくん可愛すぎて、usaの手で水スプレーができない時があるのね；
できればスプレーしたくないんだよね｡｡｡o(ﾟ^ ﾟ)ｳｰﾝ


例えば私が、犬の赤ちゃんを一から育てたとします…
きっと何も言う事もきかない（わからない）
なに一つ芸もしない犬に育て上げることでしょう…


Mくんがきちんと歩くことができたら、途中で「グッドボーイ！」と
しっかり褒めながらおやつを与えます。


まさしくアメとムチなんですね。



「しっかり歩きなさいって！スプレーしたくないんだからっ」

心の中でMくんに言いながらも、
やっぱり、しっかり、心を鬼にしてスプレー攻撃をするわけです。
ｏ（~ｏ~；）　　　　　　(ﾟ∇｡ﾒ)／~~~（ﾟ∇ﾟ;) ピュー〜〜〜
ふぁいとおーMくん！


桜の花咲くセーラムで、
Nさんとわんこたちとの楽しくも厳しい歩行訓練は続くのでした。


すばらしいオレゴンの夏がくる前に、NさんがMくんとPちゃんと
安全に歩けるようになるように、しかとお手伝いをして行きたいっ！と思う私。




　　　　　　　　　　↓今日のパン酵母。だいぶ酸っぱいにおい、ヨーグルトみたい↓



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