2009/02/25

再びオレゴンにもどる〜!

ご無沙汰し過ぎでございました。

みなさま、お変わりありませんか?

しばらく日本に一時帰国していました。到着のすぐ後あたりに春一番吹く吹く。
上着がいらないくらい暖かい日が続いていました。5月頃の陽気だったそうです。
でもね、困ったことに、花粉症の私はほーんと困りましたわー。

オレゴンではまったくアレルギーでなかったから、自分が花粉性って忘れてたのにさ。
頭痛もらったりするくらいまいった時期もありまして^^;
車のフロントガラスを拭くと、黄色い花粉がごっそり。日本だー。
人によっては、日本で花粉症ではなかったのに、オレゴンに来てからなってしまった
という方もいらっしゃいますが、、、。


慌ただしい合間をぬっては、時々美味しいものをいただきながら、
オレゴンに戻ったら、帰国までの約2週間弱、超くるくる覚悟だもの、
その前にジャパンエネルギーをいただいてきたusaでございます。



青魚大好き、一番いわしが好きな私。滞在中に友人にごちそうになった、
「 いわしや」さんのコースの最後のほうに出て来る「いわしのみぞれひたし」。
これ絶品だった。いわしの唐揚げを、一番だしと大根おろしとショウガでいただきます。
手抜きなしのお料理とホスピタリティがすばらしい!



デザートはやっぱり大好きいちごと、手作りまんじゅう。嬉しかったあ。
感無量なお食事の内容でした。ココ、かなり穴場です。
お店の方も、すごい。ここまで自然な優しさと丁寧さ。
すばらしいおもてなしで、かなり癒されます。
「こんな奥さん欲しいです。。。」くらいの方々です。

「こんなにいわしって美味しいの??」とか、日本の楚々とした雰囲気を
味わいたい時、栄養バッチリとりたい時、花嫁修業をしたい時(?)行きたいお店です。

いわしや←いわしの本当のオイシサはコチラをクリックッ!(関心空間)



珍しいシャンパンにもお目にかかったよ。
ジェームズボンドが映画の中で必ず飲んでいるものだそうな。


へーーーーーー。。。あはは。


ほのかなゴールド&ピンクっぽい。ちょっぴり辛口だから私は好きです。
色もきれいだった!

けれどもー、

とても希少なものなのに、不謹慎にも、こういうの笑っちゃう。

「ジェームズボンドが愛してやまないシャンパン」

真面目に考えると笑えるでしょ?。
頭の中で、すごいドラマできちゃうんだからね。

拳銃の弾丸をモチーフとしたメタリックケースまで飾ってあった。
オーナーが衝動買いされたとのこと。
もう、、、日本の人大好きなんだよな、こういうの^^;
ゴージャスな?笑いにはコレにきまりっ。ごちそうさまでしたっ!!


昼間の用事の途中で、元気な商店街の焼き鳥屋さんのおじさんと立ち話しながら
ウマい焼き鳥に舌鼓。ちょっとそっけないのがまたいいの。
食べ物屋さんのオーナーは、
つれなければつれないほど、その料理はウマい。。。
ウマさとそっけなさは正比例するよね。違う?
ガンコな顔がちょっと笑みで緩んだ時、また味も倍増するのよね。



日本、食べ物ネタばかり?

いやいや、
とっておき。

あるアパート。
なにやら黒いTシャツが。



「大和魂」?

雨の日も、風の日も、とりこまれずに、外に干しっぱなしだそうで。
ちゃんと白いビニールテープで、ハンガーが外れないようになったよ。


ププ、、、なんでっ??

持ち主の方が、そーとーな大和魂を持ち合わせているのか、
名刺代わりですかね。。。
それとも「大和魂って何かわかってんの?」という、
「大和魂 みなおし運動」かしら。

帰国直前にひかえた私へのメッセージかもぉおお?^^




ってことで、

「って、終わり?とっておきって何?」とおっしゃるなかれ。
ご想像のとおりでー^^;;


特別ドドーンというニッポン情報がお伝えできないほど、
くるくるの毎日でしたが、帰国後の生活準備を無事遂行し、


ただいま、ふたたびオレゴンに潜伏中です。
それからがまた忙しいったら。。。
猫たちと一緒に海を渡って、生活再スタートは、そう簡単ではないわね〜。

書きたい記事もいっぱいあるってのに。本日、やっと書けて嬉しいです。


来週、帰国をひかえておりますが、帰国後もあつかましくも、
約一月くらい、帰国後の想い出滞在日記として、不定期で記事更新させていただこうかと
思っています。もう少し書かせてね^^♪


帰国前には、オレゴンでお世話になったご挨拶を、お一人お一人にしてから
ここを後にしたいっ!

と思いきや、

その御礼もそこそこに、オレゴンを後にするのでは??


この場をお借りして、またはお電話で、またはメールで御礼を申し上げることになる
方も、、?

そんな気が。

そんな予感がっ!(ほぼ確定)

その時は、どうかお許しくださいませ。。。T T

もう少し時間が欲しい私なのです。

2009/02/15

以前の足どり、今、そしてこれから☆

usa一時帰国の日にちょうど日本は暖かくなったそうで、
翌日には春一番も。時々曇りはあるものの、5月頃の陽気で、半袖でもいいかな?と
思うくらい暖かい日もある関東地方です。


あれからいろいろな用事で動いております。

アメリカに比べたら、やっぱりこちらは道もせまいが人が多く、車もたーくさん、
そんな日本に生まれ、過ごしてきた私だったのに、
いつも窓を開ければすぐそこにリスくんがいる、、というのどかさやゆったりさとは、
正反対なので、たった1年ちょっと離れただけなのにうそだろー?
というほど、戸惑いや、ドキドキ感がありまくりでした。ほんとビックリ。


いろいろな用事をこなす中、渡米前に長く過ごしてきた足取りを、
もう一度辿ることで、感覚を取り戻そうって、プチリハビリもしております。



まずは〜、少し遅い初詣。
ここの神社は、毎年行ってました。
いつもは静かな神社なのに、なぜかこの日は、にぎやか。
神社の方に伺ってみると、遅い初詣をされる方々、厄よけをされる方々だそうで、、

男性、女性、着物の装いで、とても素敵な方たちも。


神社の境内には、厄よけをしてくださる神主さんがいらっしゃいましたよ。


みなさんが境内の前で手を合わせた後、願いこめてひいたおみくじ。
usaもひきました。なんと、うう、、ありがたや、、、嬉しい大吉でした^^/
おみくじに書かれた日本語の素敵なメッセージ。
例年にも増して、感謝の気持ちをもってじっくり目で追ってたよー。


次に、みんな大好き自由が丘。
オシャレさんがたーくさん。
駅の改札口の時刻表は、デジタルに変わってました。しかもアナログ形式の時計まで
デジタル表記。すごいなー。。。


お次は〜、渋谷。
usa生誕の場所。この街は若すぎて、長くいるとフーーーーーーっと
なるトコなのに、なぜか来るとホッとする。細胞レベルか?
私にとっては、どこか、ゆりかご的場所。やほやほーただいま〜。


オレゴンの暮らしの中で、しっかりメイクをすることなく過ごしていたので、
化粧品売り場のきれいなお姉様に再度、「ナチュラルにみせかけた、しっかりメイク」を
ササッと教えていただきに行ったり、、、

「○○のお店の店員さんたち、超可愛いから、一度見て刺激をもらってね!」と、
姪に言われていたので、見に行ったら、もう店員さんというより、人間というより、
人形みたいなのよ。キラキラなの☆

そのお人形ぶりに、usa立ちすくみじっと見入ってしまったその瞬間、


「何かお探しでしょうか?」

と、

満面の笑みの店員さんが、小走りで私の側にいらっしゃった。

アメリカみたいに、また〜りしてないよね。すぐよ、すぐっ!
また〜りの、そのマイペースぶりも、のんびりで好きですがね。
それにしてもサービス日本はピカいちです。


「い、いえ、、、みなさんとても可愛いので見入ってしまいました。大丈夫です。」

あとで、

「何が大丈夫なんだ???ま、、、いっか。」


その後、デパ地下に寄ったよー。
美味しいもの好きさんたち大集合。店みせが、ほーーーーんとにきれいだし、
華やか〜♪


あ、そうそう、
駅のロッカーが、一部キーレス(鍵なし)になってたの。
デジタル画面見てピッピッ!ってするだけ。
すごいね、日本。使ってる人の後ろあたりで、じっと見入ってしまったよ。

携帯だって、
今、たいていの機種でテレビが見られるようになってた。
以前は、ごくごく一部の機種だけだったはず。すごいねーーーー、まいった。
こんなふうに、薄型長方形が今主流らしい。ショップに行けば、
きれいな携帯わんさかです。





すっかり夜になったよ。

とにかく人、人、人、人、人。
あたりまえにあったこの街の写真を撮ることなどなかった私。
もっとも道に面した植木の陰で、こっそりこの街を撮ってみました。


シャッターをきりながら、
「ああ、、、こんな街だったよね。」と、ふりかえりつつ、usaの周りを見ると、
同じように渋谷の街の写真を撮る外国人の方たちが集まっていました。
そこだけ人種のるつぼ。
おそらくアメリカ、イタリア、韓国、中国その他の国の方々、、、。


「ココ、、、プチアメリカじゃん。」

「みんな、、、なんだか可愛いな。」

思わず笑みがこぼれた私。


アメリカで暮らしたことで、以前は違う国の方たちを「異国の人、海外の人」と
無意識にかまえていたらしい私が、今では多種多様な人種の違いを、
違和感なくすんなりと受け入れられるようになった自分を発見していました。

この1年余り、たった1年余りでしたが、自分がガイコクジンだったことで体験した
良いこと、そうでないことの数々。

帰国したら、できるだけ海外から訪れる方達が、日本を好きになってもらえるよう、
何かしていけたら幸せだろうなあ、、、と、
まるで借りてきたようなしっかりメイクの顔で考えていた私です。

2009/02/13

帰国して食べたかったもの♪

一時帰国してから早4日。

何はなくとも、食べ物!
食いしん坊usaですからね、美味しいものははずせない。

とかいって、

たった1年ちょっととはいえ、やっぱり味覚はすっかりアメリカに
なじんでいた様子の私。

「おいし〜い日本の食事が恋しい」など、言ったってらちのあかないことは、
ほぼ口にせずにいたけれど、こちらの戻ってきたらどうでしょ、
「あれが食べたい、これが食べたい」と一瞬にして頭いっぱいになるもんですね。


ということで、

極上のおいしいー焼き肉、
おいしーお寿司を!



久々の日本ですからね、どこかの極上A級グルメに
流れていきそうなところ、


本当に私が食べたかったのは


ラーメンでした。


そう、私はラーメン大好き!
日本にいた頃、「ここのが好き!」というお店はあったけれど、
久しぶりにアメリカから戻ると


「どこのラーメンでもいい!」

と、

柄にもなく、奥ゆかしい人になっておりました。


日本はそれでなくとも食べ物美味しいですからね、このラーメン一杯だって
usaにとっては至福の食べものです。

そして帰国して初めて口にした日本での食事は、コチラ!

とある人気のラーメン店のネギラーメン。
冬にはやっぱりコレでしょ。
こってりとした鰹だしベースの縮れ麺。

「オイシイね!コレ!」と、叫んでしまったくらい美味しかったよー!


オシャレなとこのラーメンではなく、ちょっとひなびたとこが味があって好き。
日本にいた時は、「味付けこのみ」にうるさかったのに、

「フツウで御願いします」

と、初心に戻っていたわよ。

って、「フツウって何?」とか思いながら^^


そして、私の家族に、

「何が食べたい?好きなもの何でもいいよ!」と言われたものの、

「回転寿司がいい♪」


と、私。


みんな、ポカーン。


「なんでなんで?ふつうのお寿司屋さんは?」と言われるけれど、

「うううん、回転寿司がいいの」と、言い続ける私。

明るい店内は清潔で、日本の寿司職人さんが大きな声と元気な笑顔でお寿司を握ってくれる
誰もが気軽に行ける日本の回転寿司。
まるで宝石みたいなお寿司を、カウンター越しで置いてくれる高級寿司店でもなく、
いまや日本にあたりまえにある回転寿司。
間違いなくネタもキラキラ新鮮で、間違いなくシャリもふっくらの
お寿司がた〜くさん目の前を流れてくる「回転寿司」からいただきたかったのね。
あと、「今の日本の回転寿司どーよー」ってことも知りたかった。


よかったですよ〜、回転寿司。
店員さんたち、この景気吹き飛ばすかのように元気印だったしね。

アジ大好き、もっと言うならイワシもー。
何でも大好きだけど、青いお魚はトクに好き。



あたりまえにあったことのありがたみを再確認したいと思ったな。。
これから日本で暮らす自分のためにもね^^
いただいたら、口の中でとろけるとろける。どのネタだってほーんとに新鮮で美味しい!
ちなみにカリフォルニアロールはこのお店になかったよ。



そしてお次〜!今度はいつもの横浜中華街の中華まん。



聘珍楼のすぐ側の、陰はうすいが、ジューシーで具だくさん!
実はここが一番中華街でウマい!と、私が確信している、
ここに来ると必ずいただくコチラの中華肉まんをいただき、、、



そしてある朝の朝食にいただいたのはコレ。

卵かけごはん。



基本的にアメリカでは、生卵を食してはならないですからね。。。
けれど、セーラム在住の日本人の方、ちょっと特別な「生食していい卵」を
購入していましたよ。けれど、この卵も、どこでも買えるわけではないそうで。
なので、卵かけごはんは、ごちそう気分です。

しかも、この写真の卵、一個70円するんだそうです。
ビタミンEが通常卵の30倍、パプリカ、よもぎ、木酢液、海藻などの飼料、
納豆菌、オリゴ糖などを使用して、育てられたにわとりさんが産んだ卵だそうな。
味は、、、、舌にまとわりつくこってりの黄身と、味が濃くて甘〜い。

日本帰国したら、
いつものアノ、ケーキ屋さんのケーキの代わりに、この卵をいつも冷蔵庫に入れて
おくのもいいなあ、、、ケーキなら自分で作ってね。

以前、日本にいた時は「ケーキは買って食べるもの」だった私ですが、
心境が変わってました。
「食べたいものは手作りしていただく!」が、常識だったアメリカ生活の賜物だね。
目にも美しく、素敵なケーキはたーくさんある日本ですが、
自分で作っていただく生活も悪くない、そんな生活はじめてみようかな、、、

と。

「ひとつひとつを丁寧に」
再び日本で生活していきたいと考えている今日この頃です。
アメリカ生活の経験がつちかったもの、、、
私のこれからの食生活をより実りのあるものにしてくれそうな予感です。


さてと、また何をいただこうかな^^♪

2009/02/11

一時帰国ー!

日本にいまーす。

本帰国後の生活の準備のため、昨日無事到着しました〜。

出発の日、セーラムは小雪。
それでも行かねばならぬ!


PDXへ向かうI-5で途中、
渡り鳥の大群に遭遇しました。
今まで見た事ないほどの群れ。もちろん写真には撮りきれませんでした。

そうか、そうか、usaを日本に運ぶために、みんな集まってくれたのね。。。(燃料でしょフツウ)


PDXでフライトの時間まで、コーヒーとサンドイッチ。
ビーバートンベーカリーで一休み。
Life is short, have the bestね。。。たしかにそうよねー^^
こんな短な言葉だけど、訴えかけられる時、ありません?
日本でまたがんばろうね、、と、思ったりしてました。


飛行機の中からの空。
空好きの私にとっては、この風景はたまらない。高所恐怖症気味なのにね^^V
今回は、ビジネスクラスにしました^^(いえ、あのクラスの窓からは羽根は見えないはずです。。。)


今回のフライトは、乗客も少なくお隣の席にも空席で、足のばしたり、
快適快適〜でした♪

成田到着〜!お天気でした。


ずっと寝てなかったので、かな〜りフラフラぼけぼけでしたが、
元気です。




姉の家のわんこ、
久々に会ったら、イチゴ好きになってたよ。まるたん君もか。。。

2009/02/07

可愛い野鳥たち♪

お友達のお宅でランチ。
可愛い鳥さんたちをカメラにおさめました。

キッチンからの眺め〜。
白いヒモが見えますか?向かいの大きなもみの木に、鳥のフィーダーを2つ
ぶら下げてあります。



オレゴンには数々の野鳥がいますが、今回キャッチした2羽は、
動きがすばしこいので、なかなかカメラにおさめられなかったのですが、
彼女の家でやっと撮ることができました。

キッチンで、一緒にランチの用意をしていた時、たくさんの鳥たちが
集まってきました。
どうやら鳥たちもランチタイムのようです^^


フィーダーの網の中には、ラードで固められた種がたくさん。
野鳥好きのお友達のだんなさまによると、鳥たちはたいていグループで行動するそうで、
こんなふうに時間をおいてはたくさん集まってきます。




こちら、Bushtit(ブッシュティット)。
淡いブラウンのグラデーションが優しい雰囲気。
コロリンとしていてカワイイ!




こちら、Black Capped Chickadee(ブラック カップド チカディー)
頭の色が黒いのが特長です。凛々しさ満点!!


体長は、2羽ともだいたい15cm弱くらい。小さめでとっても可愛いんですよ。

私は大興奮。
usa家の前の木々には、フィーダーがないので、木に止まってもすぐに
飛び立ってしまうので、こんなにたくさんの野鳥に会えるなんて嬉しいのよね。
しかも、キッチンで洗い物とかしててこんな可愛い鳥を見られるんですからね、
毎日のお料理も楽しいでしょうね♪


この日のランチはコチラ!

他にusaが持参したテリヤキチキンがあるけれど写真には写ってません!
こんな小食ではありませぬ。^^;

どれも美味しかったけれど、
アフリカではポピュラーだというオレンジのサラダは特に好きでした。
これはマネしたい!とても珍しかった。


アメリカ人の彼女は親日家。家の中には、日本の調度品がたくさん。
食器やテーブルクロスなどもJapan。
特に、ブルー&ホワイトが大好きな彼女は、家の中はやっぱりブルー&ホワイトいっぱい。
和洋折衷でさりげない感じです。

日本人の私ですら、こんなに素敵なコーディネートはしませんよっ!
コーディネートはこーでねーと。。。(古&極寒)
アメリカ人の方たちは、とてもファンシーなコーディネートをされる方が多いけれど、
こうした日本的なコーディネートもやっぱりいいな。

お食事がとても美味しくなりますよね♪

おっと、初めは鳥ネタだったはずなのに、やっぱり食い気の私??

2009/02/01

ワンダフル Farewell Party! ワンダフル Friends !

2月ですね〜。

このオレゴンを離れるまであと少し。正味、ひと月いられないのよね。
信じられない!
帰国をすぐ間近にひかえた私です。



昨日、ポートランドそして、その周辺に暮らす友人たちから、
とても素敵な宝物をいただきました。
Farewell Party(いとまごい会–お別れ会)で。





いつもみなさんが集まる時には、「うちドーゾ!」と、場所をあけてくれる、
ポートランドから北西にのぼった所、ノースブレインズに住む友人Eさん宅で、
Farewell Partyをしてくださいました。
もともとタロさん、私の送る会だったけれど、あいにくタロさん仕事で行けず、
私だけで伺いましたよ。


この日は快晴。


友人には「1時に来てね!」と言われていたので、その時間目指して早めに
家を出たものの、少し早かったので、友人宅の周りをドライブしました。


ココ最近寒かったからか、お馬さんたちも、防寒着を着てました。


このあたりは、広々とした自然がとっても豊かで、私も大好きな場所です。
どの季節も景色は美しいけれど、雲なのかもやなのか、とても幻想的な
風景が広がっていました。



お家に到着したら、お忙しい中、みなさん少し早めに集まっていてくれたらしく、
テーブルには、お料理上手のみんなが持ちよった、美味しそうなお料理がずらり。
usaを迎えてくれました。
その様子に、照れくさいやらどうしていいものやらで、Eさん宅のダイニングや
キッチンを早足で意味なくうろうろして、ねずみ?というくらい
小動物化していた気がします私。



友人の声かけで、カンパーイ!

この会は、ほんとはお別れ会なんだけれど、
でも、みんな優しいの。

「行ってらっしゃい会」という名のもと、進めてくれていたのでした。
オレゴンが好きなこと、そして何よりみんなが好き、ここを離れることを考えると
やっぱりツライわけない私の気持ちを察してくれての優しさだというのは
伝わっていました。本当にありがとうね。



乾杯の後は、お食事を〜というその前に、話すのが上手ではないusaですが、
みなさんへの思いと、感謝の気持ちをスピーチさせていただきました。
まずは、日本人のみなさんへ日本語で。その次は、同じ気持ちをアメリカ人のみなさんへ
英語で。

英語できなかったのに、すごいじゃない!

と、

たった今思われている方、


たはは、、そうではないんです〜あしからず。。^^;>


英語はいまだにままならない私ですが、日常生活では既に習慣となっている、
「親切なみなさんに勘で理解してもらう」「伝わらないことに慣れる^^;」
というあやふやなものでなく、最後くらいちゃんとしたカタチで、みなさんに
気持ちを伝えたいと、半月ほど前から、
この日の為に、「英語スピーチ無謀プロジェクト」を進めていました。

まず、

1)自分で日本語で文章を書き、

2)それを自分で英文にし、

3)以前ESLに通っていたカレッジのスタッフのアメリカ人の方に修正をお願い。
  Thank you for helping me!

4)最後に、セーラム在住英語堪能の友人に、さらに推敲していただきましたー。
ほんとに、ほんとにありがとうっ!

ここまで段階ふんでますので、気持ちは私、文章はほぼ私のものからはかけ離れて
おりましたが、最後くらいきちんとアメリカ人のみなさんに気持ちを伝えたく、
英語のほうはペーパーを手に無謀スピーチをさせていただきました^^


が、

この日がくることは、みなさんと会った約1年前から、気持ちの整理と用意を
してきたつもりだけど、やっぱりツラかったよ。
大好きなみなさんに見守られながらのスピーチ。離れたくない人たちですもの。


ムリッ!



ムリって、スピーチをしたくないのではないの、
まいりました。。
まず初めに日本語でみなさんのお顔を見ながらの時点で、途中から涙出てきてしまったのよ。
自分は泣きだしてしまうと止まらないこと、言いたいことがきちんとわかり
やすく伝えられなくなること、さらに泣き顔がぐちゃぐちゃなので、
かなりブサイク顔で、違う意味でみなさんをアングリ驚かせてしまうのを
知っていたので、泣きたくなかったのに。

やっとのことで日本語でスピーチした後、英語のスピーチへ。
もう、涙スイッチON状態なので、読んでる途中で、まだこみ上げてくる涙。
みんなの前にいられる自分が嬉しいのと、離れるさみしさがいっぱい。
気持ちは、小さな子供が泣きじゃくるみたいに、ただただ立ちすくんで
「やだやだ〜!」と、泣いていたい気分でした。
でもしっかり御礼の気持ちを伝えなくちゃだもの、最後まで読ませていただきました。

が、
ちゃんとみなさんに伝わったかなぁあ。。。伝わっているといいな。


そのあと、みなさんからの宝物をいただきましたよ。


なんとっ!!


みなさんのメッセージが寄せられた、可愛いピンク色のハート型の色紙、
そして、

「これしかないと思って〜!」と、
友人Kさんが、ニコニコと、どこからか小走りで
「みなさんからのプレゼント!」と贈呈してくれたのが、一冊の本でした。

私のこのブログの題名がアルバムのメインタイトル、
「アメリカで暮らしてみれば」。
サブタイトルはHappy Blue Birds in Oregon -オレゴン滞在アルバム-


へ?

もうビックリするやら、何がおこってるのか頭が真っ白になってしまった私。

50ページにもおよぶアルバム本となっていました。
みなさんで写真を集め、MACを使ってのJさんによるデザイン、その後は外注で製本して
いただいたそうです。
みんな忙しい中、大変なスケジュールで進めてくれていたはず。
「誤字脱字が多くてごめん!」って、、そんなのぜーんぜん関係無し!
私のブログそのままじゃん、誤字脱字多し^^;
嬉しかった、ほんとに。


みんな、心にくいよっ!こんな サプライズがあったなんて。。。
泣いてたカラスがもう笑ってた。
「どーいうこと!?すごい!」なんてトンチンカンなリアクションをしてしまったことは
覚えてるけど、再涙ガマン&頭真っ白状態。驚いて驚いてただただ感激。
でも、やっぱり泣けてしまったの。

えーーーえーーーえーーー??と、
大興奮のまま、美味しく楽しいパーティスタートぉおーーーーーっ!!


とーーーーーにかく、愉快で爽やか、思いやりのある方ばかり。個性はそれぞれ違うけれど、
みなさん仲良しだから、笑いあり、踊ってる人あり、にぎやかな心地よい時間。


とにかく笑う、しゃべる、飲む!食べる!


陽気な友人たち。夫婦で踊っちゃいますから^^♪



女子だけ、男子だけ、女子男子一緒にと、いろ〜んなおしゃべりに花が咲くこと
半日。
みなさんで楽しい時間を過ごしながらも、じっとみなさんを見ているもう一人の
自分もいました。



usaは、みんなの笑顔を見ているだけでほんとに嬉しく幸せなのに、
こんな素敵な時間を用意してくれたこと、言葉にできないほどの気持ちだった。
いつもは、もっともっと写真も撮るはずの私だけれど、今回は、その時間を自分の目と
心に焼き付けたくて、ほとんどカメラを持たなかったよ。
撮影隊は、カメラ好きの友人Fさんにおまかせしてね^^ありがと!



友人たちの子供たちも、ずっと元気だったね!
カメラを向けると手を伸ばすほど、好奇心が芽生えてきたEさんの赤ちゃん、
ママがそばから離れると泣いてしまう、ちょうど甘えん坊さんの時期のAさんの赤ちゃんや、
姉妹で仲良くお揃いのお洋服、素直でとても可愛かったFさんの子供たち。
一緒に楽しみました!

「これusaさん」と、こんな可愛い絵を描いてくれたね。。。
この日はusaジーンズだったけど、ドレスに見えてくれたかな??
子供は正直だからぁああははは♪ウフ^^♪


友人宅のラッシーちゃんも、お外から、ご挨拶にきてくれたみたい。
ニャーニャーと、可愛くおしゃべりしてました。ほら、笑ってるでしょ?


この日のことは、自分のことなのに、やっぱり自分のことではないみたいだったよ。
食いしん坊usaなのに、胸がいっぱいすぎて、食べ物が喉を通らないんだもの。
みんなの笑顔と優しさにギュっとハグされているようで、どれだけ幸せだったか。
一日甘えさせてくれた友人たち。


あまりにも短い1年ちょっとという時間の中で、いろいろな時間を共有し、仲良くしてくれ
た、みなさんの姿を見つめてきたんだけれど、ほんとに素敵だったな。

友人たちはそれぞれ家族や子供さんを持っていて、みんな違うカタチで
暮らしてるけれど、それぞれの輝きに満ちています。


「これこそアメリカ、オレゴンでの
程よいスローライフを
生き生きと過ごすということなのだ」

ということを教えてくれました。


無意味に誰かと競わず、日本人同士なら励まし、協力しあい、国際的に交流する場所でも
気負わず、何とも比較することもなく、ただただ、そのままの姿で流れるように
朗らかに暮らす。国際結婚している友人たちもいるけれど、アメリカ人と日本人との
違いに対して、ムリに埋めることをせず、プラスα、加味しながら暮らす。
そもそも、一番近いはずの人が、国籍と文化の大きな違いがあることの、発見の喜びと、
努力、時には悲しみも知ってからか、とても深い。
それは国籍問わず、夫婦、友人、親子、どんな関係の人にも結局はあてはまるんだよね。
小さな違いや違和感があっても気にしない。こだわらない。真剣だしぶれない。
でも見ぬふりせずに、疑問があれば向きあって話し合い解決して行く。度量が違うのかな。
だから、人に、自然に、動物に優しく、すがすがしい。

もちろん人並みに悩みだってあるし、中には、普段家庭で外で、ハードに仕事してたりもす
る。ストレスだってフツウにたまる!けれど、あるがまま、出会うがまま、存在するがままに
暮らす。だから、みなさんには、まったく曇りがないんだよね。
たとえ、人がうらやむような生活をしていたり、並外れた能力があったとしても、
それをおくびにも出さない。ひけらかさない。
これだけ主張社会のアメリカで、こういった生き方をできる人たちというのは、
反対にスゴいと思ってきたよ。
むしろ「人」そのもののぬくもりがたくさん。ワオ〜!ゆるぎない強さ感じるぅ〜♪
だから、みなさんのこと、会うたびに好きになっていったんだよね。


☆☆☆

パーティーはお開きとなり、その後は車で10分ほどの友人Cさん宅へ移動。
Cさんのだんなさまが作ってくれた美味しいコーヒーと、お土産に持たせていただいた、
EさんのだんなさまのDさん手作りのキッシュをいただきながら、みなさんとおしゃべり。
結局、この日の帰宅は深夜をまわりました。遅くまでお邪魔しました^^


帰宅しても眠れず、一人でいただいた色紙とアルバムを見てみました。

色紙には、みんなからの直筆のメッセージ。アメリカ人のだんなさんを持つ
Mさんのだんなさまは、一生懸命日本語で自分の名前を書いてくれていたけど、
間違えて字が反対になっていたの。だから逆さの名前になってて、彼は残念そうに
謝っていたけれど、私はその気持ちがすごく嬉しかったですよ!!
それに注目なのは、達筆だったこと。日本人として焦ったわ。帰国して練習せねば、、、


アルバムはたくさん写真の中から抜粋された194枚の写真で構成されていました。
194??、、、いくよ〜!!っと、気合いが入りそうないい数字だね^^♪
みなさんと一緒に過ごしてきた楽しい思い出の写真と、それぞれの友人ご家族、
ご夫婦の写真だけでなく、1ページ1ページに、
あたたかなメッセージが添えられていました。

ページをめくる度に、思い出される楽しかったみなさんとの時間。
カリフォルニアのKさん、メッセージありがとうね!しかとうけとりました^^
写真もしっかり載ってますよ^^




1ページ目に添えられていた心優しいメッセージ、何度読んでも目頭が熱くなるよ。
とても感動的な言葉が添えられていたんです。


usaの人生が180度ひっくり返りそうなくらいの素敵な言葉の数々。
こんな優しい友人たちだもの、まだまだ一緒に過ごしていたくてしかたないよ。
みんながいてくれたから、私のオレゴンライフが10倍も100倍も楽しいものになったし、
みなさんの美しい姿からたくさんのことを学ぶことができました。
本当に大変お世話になりました。


私の文章能力では、うまく表現できないけれど、これだけは言えるよー。
みなさんを大好きだし、憧れてるし、尊敬してるし、誇りにおもうし、
人として少しでも近づきたいと思ってるよっ!



みなさんとの出会いは、私の人生の宝。
住む場所や状況が変わっても、変わらない気持ちでみんなのこと思ってます。
一緒に過ごした思い出は忘れないし、私の宝物です。
オレゴン滞在中だけでは、この感謝の気持ちをお返ししきれない。
これからゆっくりお返ししたいので、毎年「帰ってくるよ!」(えーマジ?)
こりずにドーゾよろしくね!
Aさん、Yさん、春には出産だね。Babyお披露目楽しみにしてます!



みなさんのもとに、いつも青い鳥が幸せを運んできますように♪

私の大好きな、すばらしい友人たちへ。
Thanks☆