2009/03/31

☆アメリカで暮らしてみたら【ファイナル3】☆

☆アメリカで暮らしてみたら【ファイナル2】☆のつづき!

オレゴン滞在を振り返ると、泣き笑いいっぱいの中、好奇心が旺盛なのが手伝って、
忘れることのできない、本当にたくさんの生涯の宝ものと思える出会いと
経験ができたと思います。
いつもぼっさーっとしている私ですが、多くの優しい友人知人に支えていただいたことで
純粋にオレゴンを楽しめた!


少し走れば、すぐそこに楽園のような自然がいっぱいあるだけでなく、
また少し走れば都市部もあって、まったく生活に飽きることがなかったし、
ほんとに200%楽しめました。
面白いモノがいっぱい溢れてるし、年齢関係なく、みなさんひと目気にせず表現力豊かで
愉快な人多いし、よくわからないアジア人の私でしたが、みなさんに親切にしていただいた
と思います。心からオレゴンが好きになりましたよ。


素敵な思い出がいっぱい!
約1年、オレゴンで暮らしてみて、
オレゴンがすばらしい!ってことはわかりました。
ただ、私のしてきたことは表面的なことにしか過ぎず、旦那さんの仕事でここにいる
わけだから、比較的守られた環境で、たかだか1年で何がわかっただろうか、、、と
いうのが、帰国しての感想です(苦笑)


ぼんやり、でもかなりしっかり考えることもありましたよ。
アメリカで暮らすことの厳しさ。
実際に、自分1人の力で、裸一環でこのアメリカで暮らすことができるか。。と、
日本で当たり前のように暮らしていた自分と、異国で暮らすということの違いを常に
考えることが多かったです。
そう思うと、今の自分には到底できないことだと思う。

国と国とをたやすく行き来ができるこの時代に、好きなことを好きなだけ選んで
見聞きできるのは、数十年前、多くの苦労をしながらアメリカで暮らしてきた先人たちの
功績の賜物いがいのなにものでもないのではないのよねっと。

多国籍の人々が暮らすアメリカだからこそ、自他が作り上げたいろいろなつながりや、
チャンスでここに暮らす人がたくさんいて、それだけに間口が広いと思いきや、
来てみりゃ、英語をまともに話せなければ、日本でどんな経歴があろうと、
アメリカ社会では必要とされないし、働けなくちゃ、理不尽なほどべらぼうに高い保険を
払って自分の身を守ることすらできないもの、、。

まだまだ、人種差別意識をもつ人たちもいるし、日本と違った次元で自分の身を守ることに
なってる。みんな思うほどのほほんとなんて生活してないし、できてないと思うし忙しい。
たとえ国際結婚してアメリカにいても、何らかの原因で続けることができなくなった場合、
しっかり自分の二本足で立てなければ、誰かの援助なり、助けがなければ、自国に
帰るしか生活手段がないのも現実で。
そんな中でも、現実を知りながら謙虚に暮らしてる人は特に美しかったな。

あんなに自由な国アメリカという印象だったのに、自由でもなんでもなくて、
日本よりむしろ厳しくないか??と思うことも多々ありました。
自分の実力だけでアメリカで暮らしていける人たちはどれだけいるのだろうか、、、と。
今アメリカの失業率は10%くらいかな。日本は4.4%。日本の数字見てるだけだと
低いようでも、実はどちらも深刻。
アメリカの人ですらまともにヒットをくらってる人も身近にいたし、友人の職場も。
能力度外視で外されてしまうアメリカ国籍以外の人はかなり多い。
そんな中で、日本人がしっかり歩くってどんだけ大変?ですよね??
応援する気持ちいっぱいです。


けれども、やっぱりチャンスもしっかり用意されている!
日本より年齢、学歴、経歴関係なく、ニーズに合ったプランを持ってる人、つまり、
アメリカにとって有益と思われるものを持ち合わせた、能動的な人たちは、
国籍関係なく有意義に暮らしているのも確か。


他国出身の友人夫婦は、カリフォルニアで事業を起こし、商才があったのか、今では
オレゴン州でもたくさんの事業を展開していて、usaから見たら悠々自適!と思えてい
ましたが、ある日彼女が「M(usa本名)、、私、幸せじゃないの」と。
聞けば、旦那さんが、仕事仕事、お金がダイジ、と、彼女の心のうちを向き合って
聞いてくれることがない。。。ということ。
うう、、、日本でも聞いた事あるぞ、このフレーズ、、。

何度か会っても、いつも憔悴しきっていた彼女が、ある日、雰囲気がどこか変わって
いたんです。
「あれから、いっぱい話をしたの。彼にぜーーーーーんぶ話した。自分の気持ち。
スッキリしたし、彼も理解してくれたし今は幸せだよ。従業員さんも、誰一人レイオフせず、
どうにかこうにか夫婦でやって行こうと思ってるの」と、希望に満ちた彼女がいました。
最後に会った時にそう微笑んでた彼女を見て、私はとても嬉しかった。
彼女の「アメリカで生きていく」という、ふんばりを感じたしね。


国問わず、みんな抱えてることは同じだったりする。大切なことも。
言語が違って、伝えきれないこともいっぱいだった他国の人たち。
でも、心と思いがあればどうにか伝わるものだということも実感しています。
だから、言語が同じなら、なおさら億劫がらずに、もっともっと気持ちを伝えあって、
心通わせることなんて簡単なのよね。


そこにある山を越えてみようという、前向きさ、強さそして、少しの優しささえあれば
「手に負えない」
ことなんてほとんどなくて、すべてを塗り替えていくことができるのでは
ないかとさえ思う。信念もって山越えしていってこそ、国籍とわず、年齢を重ねているだけの
深みや厚みもでてくるのだろうし。。。
精一杯つとめてみて、それで越えられなかったとしてもそれでヨシ、
人生結果オーライなんだから。ねっ!




そんなわけで(?)
usa@オレゴンとしては、懸命に生きるみなさんの傍らで、
のほほんと間借りしていた、よその人という感覚が強く、それゆえに人と戦ったり
競ったりすることの、必要性も感心もなく過ごしていましたが、
事件・事故には気をつけていました。
困った事に、アメリカでは車の保険を持っていない車もたくさん走っている
らしいので^^;(激汗)
ほんとに、ただただ楽しませていただいた、お休みをいただいたという感じですが、
もちろん、せっかくだものいろいろな心の変化もある中、真剣に楽しく暮らしていましたよっ。


オレゴンは地上の楽園

あんなに素敵な場所や人々がいるってこと知ることができたことで、
これから生きるための1つの勇気と大きな希望となりました♪

このブログを始めた頃から、いろいろな心境の変化もありながらも続けてこられたのは、
ほーんとにだらだらの駄文ながら、お忙しい中いつも遊びに来てくださったり、
コメントをくださったり、時間を共有してくださった皆様のおかげです。
友人たちの御両親や、他国で暮らしている方もこのブログを読んでくださっていると
聞いた時、プルプル激涙しそうなくらい嬉しかったです。
本当にありがとうございました!


本日をもって、
「アメリカで暮らしてみたら☆オレゴン滞在日記☆」は、おしまいですが、
いろいろな方たちからのお声をあずかり、この記録は残しておくことにしました。
この記録から、これからオレゴンを訪れる方や、興味がある方へのささやかな情報源として
お役に立てたら嬉しく思うし、思い出を共有した友人たちが、これを見て私を思い出してくれ
るきっかけになったら幸いです♪
私の老後の小さな楽しみにもなるかもね^^


この春から始まった新生活、渡米する前にたくさんのモノを処分してきたため、
以前の状態とはまったく違い、ガラ〜ンと何もない家だけれど、
私の心には、オレゴンでのたくさんのすばらしい思い出がつまっています。
やっぱりモノより思い出だね。
日本の生活に意識を切り替えるために「オレゴンLove」といつまでも言っていられない
自分がいて、あれだけ強烈な思い出でさえ薄れる時があります。。。
でも、この大切な思い出は、私のこれからの人生にじんわり素敵な影響を与えていく
のだろうと信じてやみません。


アメリカ、オレゴンそして、みなさま!
素敵な思い出を、本当にありがとうございました!!

また行きたいぞ、
もっと知りたいぞオレゴン♪そしてアメリカ!

Until see you soooooooon ♪☆



☆アメリカで暮らしてみたら【ファイナル2】☆

☆アメリカで暮らしてみたら【ファイナル1】☆からのつづき!


オレゴンワインで有名なWillamette Vally Vineyards。
ここのワインはアメリカの人気ドラマ「フレンズ」でも使われたワイナリー。
今年のバレンタインイベントでは、
広大な景色をみながら、数種類のワインを堪能してきました。


ポートランドには「日本庭園」もあるし

バラ園もあるよ。


少し走れば、オレゴンのお山の中でも有名な「Sistersーシスターズ」
3人姉妹らしいです。
ここも広大な山々が見られ、山間からくると思われる風が気持ちよかったー。


セーラムは州都だから、州の施設が集まっています。
こんな金ピカくん(オレゴンの開拓者)が、もれなく見られる!


ある時には、セーラム市の現役女性市長にもお会いすることができました。
スラリとしたきれいな方です。


Tillamookチーズと言えばオレゴンで生産されている有名なチーズ!
工場見学したり、美味しいアイスも食べられます。
これは「生チーズ」といって、発酵されてないチーズの原料のままのもの。
食感がキュッ!キュッ!として、私は大好きです。


usaの大好きなセーラムにあるメキシカンパン屋さん。
とにかく日本のパンのような味わいですごーく美味しいの。
日本の人とメキシコの人の味覚は似てるのかな。。。。
しかも一個50セント、人もお財布も大喜びでした!


友人からおすそわけしてもらったゴールデンベリー。
これは初めてみました。とても可憐!味はブラックベリーより少しあっさりしてるのかな?
美味しかったな。


珍しいといえば、
こんなことも見られました。
わかりますか?鳥が自分の体の大きさほどの魚を掴み、飛んで行きます。
すごい!家で家族が待ってるのかな〜。。


なぜにコレ?だけれど、いまだに気になってるのはコレ。

ゴミについて。日本の清掃員さんのように丁寧に手積みしてないの。
車でガーっと来て、ガシャンガシャンってロボットの手が出てきてゴミのバケツを
ひっくり返し続けるのみ。
バケツの中身、確認しなくていいのかな?といまだに思ってます。
工場で分別されるのかもしれませんが、知ってる方いますか〜?



まだまだ書きたいこともありますが、いい加減にしろーってくらいなので、
このへんでまとめないとね。。。

☆アメリカで暮らしてみたら【ファイナル3】☆へ、つづく!

☆アメリカで暮らしてみたら【ファイナル1】☆

うわ〜い、4月だっ。
みなさまいかがお過ごしですか??

3月末で終了!と考えていたこのブログでしたが、本日ファイナル!
アメリカは今日3月31日ってことで、、、


リスくん「え、もう終っちゃうの?」

悲壮感で宇宙人に見えるリスくん。



usa 「うん、今もう日本だからそろそろね。。。
   ひさしぶ…」

リスくん 「ううっっ!!。。。T T」

くるりと背中を向けるリスくん。



usa 「な、泣いてるの?リスくん?」









usa 「なんだ、やっぱり食べてるじゃん」

リスくん「やっぱりオレゴンのブラックベリーは最高だよっ♪」

usa 「って。。。^^;」



usa日常としましては、帰国してもうすぐひと月。
帰国当初は、「なんか、早い。。」と思っていた目の前の人の流れでさえ、今では
普段どおりの流れとなっていて、すっかり純日本の生活にもどって生活しています。

ひさびさの日本の生活は、すべてが鮮明に目に飛び込むようになりました。
以前は見過ごしていた街で働く人々や、看板なども、確認するように瞬時にジッと
見ているような。街はきれいだし、お店も華やいでいるし、ありすぎ!というくらい
いろいろな商品が溢れているので、以前の私ならアレもコレもいいな〜なんて
思うところ、今の私はまったく目移りしなくて買い物もしやすくなったのが驚き。
シンプル〜なのキモチが!フシギだな。

日本の食べ物の細やかさと美味しさがありがたくて、必要なものでこだわりのある
もの以外はまったくいらなくなっていました。
家で使う食器も、母からもらっていた漆塗りの器たちを引っぱり出しては使うようになり、
その艶の美しさや、使い易さ、ぬくもりを感じるようになりました。
今は亡き祖父が漆職人だったのですが、そういうことも無意識にあるのかもしれません。
自分の歴史を愛おしく振り返っています。

今、元気な商店街がある街で暮らし始めているせいなのか、せせこましい?印象だった
日本の人々も、宵っ張りのお客さんの姿が見えなくなるまで見送るそば屋のおかみさんとか、
見てるだけで「それでも、優しさもってここでずっと生きてて強いよな。。」
と、いろいろと私の中で変化がいっぱいあふれてきているこの頃です。


今日最後の更新ですが、約1年の短い滞在で、まだまだ書ききれないことたくさん。
何せ、英語がままならず、話す、聴く、読む、書くことができない四十苦(?)を
かかえてますからね、最初はドキドキ。外へ出ることに勇気がいりました。
よく聞いていたのは治安の問題。銃社会のアメリカなので、危険と隣合わせだけれど、
家に閉じこもっていては、日常生活ができないし、日本にいてもここにいても同じじゃない!

と、、、、、
節度をもって行動するのみ、何があろうとそれは自分の持っている運命だと、
怖がって家にこもっているという考えはなかったです。

とにかく外へ出て、違うカルチャーといっぱいの自然を体いっぱいに感じに行こう、
日常で触れるさまざまなアメリカの人たちと接してみようと外へ出たものです。
容赦ない英語の嵐を大切な経験にするためにもね!がはは。


泣き笑いもたくさん!
いいことばかりではなかった私の日常ですが、心から癒しをくれるすばらしい自然と
心あたたかな人々に支えられ本当に良い滞在となりました。


春は、街中にサクラが咲き乱れ、


初夏あたりからは、スプリンクラー。
あんなに緑がいっぱいなのに、やっぱりきれいに刈られた芝生命の
アメリカのみなさんには外せない!
見ているだけで涼がとれたり、時々わざわざそこをくぐって水あびしたり、


これは驚いた。コットンウッドという木の綿毛が街中にふわふわ飛んでたり。
たんぽぽの綿毛どころではないんですよ。少ないととっても可愛いけれど、
なんせものすごい量なので、この木があるお家は地面に落ちた綿毛を掃除が大変だと
思います。
白いお花とは別の木です。どちらかが寄生しているんだけれど、きれいだな、、
と、ぱちり。手前の綿毛見えますか?実は後ろ側にものびてて長さは15cmくらいはざら!


夏は、湿度が低いので汗かかないから、とても過ごしやすいし、アウトドアのレジャーは
最高です。避暑地としてオレゴンはほんとにいいですね。

秋はパンプキンパッチできるし、

秋から冬の半年間は雨季があるけれど、言い尽くせないほどのすばらしい春と夏の
半年間の為に、この大量の雨水はかかせない。
そんな時期も、一日に晴れ間が出ることがあると、遠くでこんなすばらしい
虹を観ることもできます。usaの引っ越し荷物搬出日も、運送屋さんが、
「あ。。。」と、窓から見える美しい虹に見とれて手が止まっていたほど(笑)

コチラ!↓


コチラは、5日後に見た虹。ほんとにすばらしいよ、オレゴンの虹!


冬は冬で、時々雪も降りますから、日本のような四季を存分に味わえました。
雪の中の食べ物をついばむ鳥たち。かわいい♪


去年暮れの雪は何十年ぶりの大雪でびーーーーーっくりしました。

雪関係の記事の1つ
コチラをクリック!!
雪関係記事は、たくさんあるので、その他の記事は、
カテゴリー「雪!」、「みなさまへ、雪!」をご覧ください。




楽しみ事は他にもたくさん!

我が家猫のたこ「え、まだあるの〜」
usa 「まだまだいいとこあるよ!あくびしないで見てね^^」

アメリカで暮らしてみたら【ファイナル2】ヘ つづくっ!

2009/03/29

ねらうは雨あがり!?

オレゴンには、大小さまざまな美しい滝があって、
滝ってこんなにいいものなんだな〜と、思わせていただきました!

ねらうは雨あがりだと思うな〜、滝観光は!

ポートランドからほど近い、全米でも2番目の高さをほこる超有名な
「Maltnomah Falls-マルトノマの滝」そして、

帰国直前に行ったセーラムからもほど近い
「シルバーフォールズ-Silver Falls」

マルトノマの滝は、言わずとしれた超人気の観光スポットですから、
人がたくさん!雨上がりの後に訪れたことで、とにかく水量がすごいすごい。


ずんずん歩いて滝の近くに行けば行くほど「おおーーーーーー!」っと叫んでましたもの。
垂直に落ちて来る大量の水とそのじぶきの迫力ったら、叫ばずにはいられませんでした。
上へ上へと続く通路を行けば、目の前に!なんと!!



その滝の目の前にレンガ造りの建物があり、中に入るとレストランがあります。


ここ見落とさずに〜!私個人的には、アメリカ滞在中に訪れた美味しいレストランの
5本の指にはいるかとっ。
数年前にシェフが変わったとのこと。私はその頃いませんので以前のお味はわかりませんが、
確実に素材、味、お食事が出てくるタイミング等トータルでここは良いと感じました〜。
本物の暖炉もあって、ぬくもりたっぷり。実は穴場なのでは?いい時間間違いなしです。


シルバーフォールズには、北の滝、南の滝と2つの滝がありますが、
ここもすばらしかったっ!
マルトノマのように、道路沿いにすぐある、という滝と違って、ハイキング気分で
山道をトコトコ歩いて行くうちに滝と出会えます。
だから、ワクワク度もかなり高く、歩いていった先に広がる大きな滝と、
すぐ下に見える滝壺は、度迫力ってーもんじゃない。


北と南の滝、どちらが好きかと言われたら、甲乙つけがたですが、
私は南の滝が好き!


北の滝は滝の裏側まで行けて、豪快な風景を目の前で堪能することができますが、

                  北の滝↓

                滝の裏側から観た水柱↓


南は、雨降りの後だったせいか、霧ともやの中に現れる幻想的な南の滝に惚れました。
北が男性なら南は女性のような。。


                   南の滝↓



とーにかくオレゴンは、自然豊かで、緑も水もた〜っぷりだもんね。
水もきれいだから、滝の水のにおいもすごくいいです。におい。。。
なんて言うのか、透明で澄んだ水、にごってないよね、、とか誰もが感じるでしょう。
滝の側ではミストシャワーがすごいので、滝に行った翌日なんか、お肌もしっとりして
くれてる気がするほど。どの滝も、レインコートはあったほうがいいなあ。
水かぶった?って聞かれるくらいな髪の毛も濡れ放題だし、お化粧も流れ放題ですが、
せっかく行くんだもの、しっかり浴びたほうが楽しいかも??^^


季節にもよりますが、やっぱり、ほどほどの雨ふりの後に行くと楽しいと思います。
迫力が違うし、山肌からまっすぐ下に落ちる水は、キラキラ踊ってるように見えますよ。
何もかもが幻想的でフシギな光景だったよ♪


滝の轟音がすさまじいので、人の話し声などかき消されてしまいますが、時には、
何も言わせぬ自然の大きな力を間近で感じてみるのもいいもんです。
いろいろ楽しめたり、感じることいっぱい!
行く時には、ちゃんとすべらないような靴、運動靴とか長靴とかはいてくださいね。
おっと、澄んだ水のにおいってどんなにおい?も忘れずにー♪



最近種まきしたバジルが芽をだしました。
アメリカでは、帰国時に植物関係は持ち出せないためしていなかったこと。
また、たくさんの花や植物を育てたいぞ!


2009/03/23

この春また新しい命が誕生♪


帰国間近の2月末日、2人の友人のベイビーシャワーがありました。
予定では、2人のおなかの赤ちゃんは、女の子との予定ということで、

「ピンク色」
をテーマに会が開かれました。

集まった私たちは、それぞれみんなピンク色を身につけてくるというルール。
洋服でも、ヘアアクセサリーでも、下着でもよし♪
オーガナイザーの友人たちの素敵な提案でした。
usaはピンク色のズボンをはいていきましたーははあは。


会が始まる前に、みんなで2つ分のダイパーケーキを製作しましたよ。
フワフワリボンを飾り、みんなでワイワイと可愛く仕上がりました。
今回作った3段になっているケーキは、それぞれ段ごとにオムツのサイズが違います。
先輩ママおすすめ商品のオムツでできました。
ダイパーケーキって、アメリカならではですよね?
プレゼントが実用性と、華やかさが兼ね備えていていいですね。


その後は、
ポットラックだから、持ち寄りの美味しい料理と、ピンクシャンパンで乾杯!


今回、面白かったのが、2つのゲーム。
一つ目がいろいろなにおいをつけたオムツのにおい当てクイズ
もちろんにおいは食用です^^

実際、私は甥や姪のオムツを変える時、こんなふうにして「嗅いだり」
したことありますよ^^;V みなさんもご経験ありますよね??



2つ目が、おなかの大きさ(サイズ)当てクイズ
お二人のおなかの大きさを予想して当てるものです。

これは両方かなり盛り上がりましたー。優勝者にはちゃんと商品があるし(笑)、
嗅覚研ぎすませなくちゃだから、考える時はみんななにげに真剣でかなり笑えました。

Eさん宅のお庭直送の摘みたてハーブの葉っぱの香りだったり、、、
愉快だった!笑った笑った。

おなかの大きさ当てクイズでサイズを計るのは、私がさせていただいたのだけれど、
なんとも言えない照れくささと、妊婦さんのおなかに手をまわしてハグするような
格好でしょ?もちろん、そっとそっと手をまわしましたよー。

「失礼しますっ」みたいな。

おかげで、ほわほわ〜っとしたとっても幸せな気分にさせていただきました。
ありがとうね♪
ひと月違いのお二人のサイズの差は10cmも。びっくり!
これから生まれくる赤ちゃんの存在を感じながらみんなで考えました。


盛り上がったその後は、それぞれが心を込めて贈るプレゼントとカードをオープン!
天窓から差し込むやわらかい光りのもと、ゆったりとした空気の中、
代わる代わるプレゼントを開ける2人の可愛い妊婦さんのその姿は、
とても幸せそうでした。


最後は、この日に撮った写真をその場でプリントアウトして、みんなで
スクラップブックをつくりましたよ。
あいにく風邪で不参加になってしまったオーガナイザーの一人の友人が用意してくれていた
可愛い素材を使ってね。。。


これからお母さんになる予定の友人も私たちも、すでに大人ですが、
女の子のような気分で、優しさいっぱいの空気の中みんなで楽しめた一日でした。


帰国間近で参加できたこと、ほんとに嬉しかった。


そして、先日、、、

そのうちの一人の友人が、先日赤ちゃんを無事出産しましたー。
ぱちぱちっ!!!!!

母子ともに元気!やったね!


ほーんとに良かった!!送ってくれた写真を見ると、たまのような可愛い女の子でした。
今は優しいだんなさま、そして日本からいらしている親御さんたちに見守られ、手助け
していただきながら、

「今日も可愛くなった!」って、

まだ慣れない赤ちゃんのお世話に嬉しい忙しさだそうです。

Aさん、ほんとうにおめでとうございました!
そして、Yさん、もうすぐですね。健やかなご出産心からお祈りしていますよっ♪

2009/03/19

海を渡った3匹の猫たち【2】

【1】からのつづきっ!

ーーーーーーーーーー


USDAのドアをたたき、書類を見せたところ、軽く目を通し、
「○○の書類がないわ。もう一度家に取りに行ってください」と。

「抜かりはないわ、だって、重箱つつき作業自分宛にしたよっ。完璧でしょ!」
と思って行ったのに、たのむよー、んなわけない、おかしいなあ、と
もう一度家に戻り、書類一式を持参してUSDAへ戻ると、
「ごめんなさい、やっぱりあったわー」とーー;

ルアァッ!ちゃんと重箱つつき作業して探してってのっ!まったくもう。
なんというか、、、アメリカ。。。あーーーめりか〜ん^^;♪


待つ事2時間、やっとエンドースをもらい、清々しい気持ち。
書類だしてもらうだけで、数百ドルかかりました。聞いてませんでしたー!
日本ではありえないわ、この金額。びっくりしたよ。
うちは3匹だから、通常の3倍??
もし、ペットとの出国をお考えの方は、ここも予算に入れておいてくださいね。


で、聞いてないよ〜、他にもありました。

日本から出国する時は、なかったこと。

ケージに入れた猫を空港で貨物で預ける時、猫をケージから出さなくてはならないの!
そう、ケージの中を隅々検査するためにね。それから、手荷物で一匹連れて入る時も
ケージから出して、身体検査装置(なんていうのかな)一緒に通過しなくちゃなんない。
まるで家だ。。。だっこだっこ〜♪ってぇ


あの、人がたーーーーーーくさんいる空港の中で、猫まる見え。素猫だー。
想像したらひえ〜でした。ビビリにゃんの場合は、びっくりしてパニクって、爪たてて
飼い主の腕から抜けて、空港を走り回るなんてことあるんじゃなくて?ふーーーっ。
想像しただけで、冷や汗だわ。
見送りに来てくれていた友人たちも、一人一人気合いを入れて手助けしてくれよう
としていたね。ありがとう^^でも、よかった、大丈夫だったね。


大丈夫だった理由のひとつはこちら、



ホームドクターからのすすめでこちらを服用させて渡航しました。

Children's Benadryl DYE-FREE ALLERGY



これは子供用のアレルギー薬で、ふつうの薬局で売ってます。
いつもより意識がぼんやりするそうです。

たしかに、渡米の際は、これを服用せずに渡航したのですが、たまたま、猫たちを
連れて乗り込んだ成田空港のエレベーター内で、ノースウエスト空港(以下NW)の
パイロットの方に話しかけられました。

「猫を連れていくの?少し安定させるための何かを飲ませてないの?ああ、、それは大変だ。
それと、貨物室の中がすごく寒いこと知っているかい?」と。

なんですって??

「それはほんとですか??。。。。」ひょっとして、あれはシークレットだったてわけ?

渡米する前に、NWへ電話で問い合わせしたところ、貨物室も機内とそれほど
温度差はない、同じです、という回答をもらっていたのですが、
パイロットの方が言うのだから、これは本当なのさ。きっと。。

どうしよー。時間ないし、、、。

手荷物扱いの一匹はいいものの、貨物室の猫たちが心配に。
考えましたよ、「9時間強、寒い中での渡航は、老猫にはしんどいのでは。。」


あっ!


猫たちのお腹の下にはムートンを切ったものを敷いていたけれど、たまたま手に持っていた、3匹分のウールのブランケットがあったので、あわててケージに「つっこんだ」よ。


まだ11月とはいえ、高度数千メートルとなれば寒いよね。そっか、、、うう、、。
「機内と同じ温度です」という言葉をうのみにした私がアホでしたが、偶然にお会いした
親切なパイロットの方に伺ったその言葉は重要だと思いました。

薬の話に戻りまして。
そのパイロットの方から伺った言葉を覚えていた私、帰国の時に、少しでもまどろんだ
状態でストレスもない渡航をしてもらうため、
前もってドクターにお話したところ、薬のことを教えてもらいました。
渡航が長いので、空港に着いた時点で、車の中で飲ませるようにとのこと、
ドクターからの処方量を注射器で飲ませました。
なので、ケージから素猫になる頃には、少しの抵抗力はあったものの、
だいぶだらりんとぼんやりしていたわけなんです。

飲ませると、味が甘くベタベタするので、猫たちはその液体を飲んだ後、
泡にして吐きたがりましたが、少しは飲んでくれました。

機内もちこみのタコも、渡米の時はよくないて外に出たがりましたが、
今回離陸した時点でこの状態で、渡航中も、ほぼぼんやりしていたので、
貨物室の2匹も同様に、少し楽だったのではないかと想像します。


離陸した頃のたこ。ほとんど寝ています。


渡米時より、私も、うつらうつらとうたた寝できたし肉体的、精神的にも楽でした。

渡米の時のusaヘロヘロな様子は←コチラ!


※年齢や、体重でも、処方量が変わります。
こちらの服用をお考えの方は、医師に用法、用量の指示をうけてください。



成田へ着いて、しばらく待って猫たちが出てきました。
そのまま検疫へ。一匹一匹にとても優しい対応をしていただいて、
嬉しかったです。スムーズに検査を終え、新居へGO。


Door to Doorで、なんだかんだと約20時間後の開放感。
家族が飾っていてくれた、カーネーションにホっ。



猫たちとの渡航&アメリカ生活で、本当にいろいろなことがありましたが、
これをきっかけに、またこれからもずっと大切にしていくぞ!
という気持ちは強くなりましたよ。

渡米時、帰国時とも、多くのみなさまに支えていただき、
こうして無事おだやかな日本での新生活を始めることができました。
検疫のみなさまにも、40日の申請期限をきっていながら、最後まで細やかな
対応をしていただきましたこと、心から感謝しています。
本当にありがとうございました。


海を渡った3匹の猫たち。
みんなそれぞれ歳とってますが、がんばりました。ほんとにありがとう。
帰国した数日は、食事もほとんどとらず、とっても吐いてしまうという子も
いました。とにかーくみんな、毎日よく寝ていました。
今では何事もなかったような顔で、クンクンと、これから来る春のにおいを、
嗅ぎながら、のほほんと過ごしていますよ。


これから、ペットとの渡航をお考えの方、私のように「忘れてた!」ってこともなく、
早め早めの準備さえすれば、心配も少なくてすみますし、スムーズです。
当初、不安ばかりだったことも、冷静に対処していけば問題ないと思いました。
どうか、みなさまもがんばってくださいね♪
そしていつまでも、幸せなペットとの共存ライフをお祈りしています!

PS.犬と猫の渡航要領は、若干の内容の違いがありますので、ご了承くださいませ。

海を渡った3匹の猫たち【1】

今回は、猫たちのこと。

オレゴン滞在には、私の愛猫3匹も連れてきたわけですが、
おかげさまで無事、何事もなく成田検疫を通り、長旅を終えることができました。


私一人の渡航でしたので、
機内もちこみ(荷物扱い)は一人一匹まで、二匹は貨物室へ(荷物扱い)。


帰る為の準備というのも、いろいろありました。
気付いた点、要注意な点、ちょっぴり長いですが、私なりに少しまとめてみたいと
思います。何かのお役にたてたらいいなあ。


渡航前の健康診断に、とまどうミル。


参照したのは「動物検疫」のHP。
http://www.maff.go.jp/aqs/

成田空港検疫所のHP
http://www.forth.go.jp/keneki/narita/

ペットの輸出入
http://www.maff.go.jp/aqs/animal/index.html

よくある質問
http://www.maff.go.jp/aqs/tetuzuki/qanda/dogcatqaex.html

お世話になった支所

検疫第1課
〒282 ‐0011 成田市三里塚御料牧場1 ‐1 第1旅客ターミナルビル
電話:0476 ‐32 ‐6664 FAX : 0476 ‐30 ‐3011


USDA(United States Department of Agriculture)アメリカ連邦農務省(日本の農林水産省みたいなもの)
http://www.usda.gov/wps/portal/usdahome

「輸出入」というのが違和感がありましたが、家族意識があろうとなかろうと
ペットも、「もの」扱いというのはさけられない。ひえ。。。
成田空港検疫のスタッフのみな様は、敏速丁寧な対応でとても良かったです。
やはり、日本の方の仕事ぶりだな〜と思うことしばしば。
必要であれば、FAXやPCによるPDFファイルを送ってくださったり親切な
対応をしていただきました。


○重要!

日本とアメリカでのやり取りや必要書類の数は、こんなにいっぱい!


何かあった時のため、とにかくぜーんぶ手元に保管しておくのが大切っ。
必要書類は緑色で表記してあります。



まず、行き。
日本からアメリカ(オレゴン)へ入国する(輸出)
する際に、
入国条件として必要だったもので、持参したもの。

・狂犬病予防法に基づく動物の輸出検疫証明書(原本、コピー)
・日本の獣医師さん発行の 健康診断書 (狂犬病ワクチン、猫3種混合ワクチン、
  マイクロチップナンバー明記)

・日本の獣医師さん発行の 血液検査結果
・日本の獣医師さん発行の マイクロチップ装着証明書(日本で装着済み)

上記の検査などは、すべて出国前にすませます。
自分のペットが、世界中のどこへ行っても、どんなペットで、持ち主は誰で、
どんな健康状況なのか等が明確にわかる書類がすべて必要なのですね。
相手の国によって入国条件も違ってきますので、気をつけてください!
書式はペーパーですが、人間より詳しい動物用のパスポートを用意するようなものです。
なので、時間も労力も、お金もそれだけかかってきます。
人間用のパスポートをとる時の時間や、費用などたやすいものだ。。と思うくらい。


我が家の猫たちは、2匹が老猫なので、血液検査の結果が、規定以上の数値でなければ
飛行機に乗せることができないということで、ハラハラドキドキでしたが、
無事、その数値をクリア、一緒に渡航となりました。

狂犬病の抗体検査の有効期限も、日本は一年、アメリカ(オレゴン)は3年と、
違いがありました。これはビックリ。


今回の流れ。。。。。。。。。。。。。。。


帰国する時には、まず、


○重要!ここ大事! 出国180日前までに、狂犬病予防接種の抗体
ついていないと出国することができません。
6ヶ月前までには、抗体をつけておかなければならないのね。

それは済ませていたことに安心して。。。

○重要!ここもかなり大事!
出国40日前までの、日本検疫への申請をすっかり忘れていたの!

ひえーーー、出国2週間(14日前)、大慌てで検疫へ連絡。
「今回は、緊急でお手続きします」と言ってくださいました。よかった(涙)感謝です。。。
それからというものの、日本とアメリカでの書類を揃えること、猫たちの検査、
USDAの裏書き(エンドース)をもらうため、セーラムにあるUSDA(アメリカ農林水産省)へ、それはそれは冷や汗ものな時も多々^^;

人間だもの、一度で済ませられていたはずの検査内容の抜けがあり、また病院へ連れて行く
ことになったり、日本検疫の方たちの言うことが違ってたりもあって、
「ちゃんと一緒に出国できるのだろうか」

という、

一抹の不安と焦りは、出国5日前まで続きました。



そして、帰り。
アメリカから日本へ入国する(輸入)する際に、
出国条件として必要だったもので、持参したもの。

・狂犬病予防法に基づく動物の輸入検疫証明書(原本、コピー)
・アメリカの獣医師さん発行の 健康診断書
(狂犬病ワクチン、猫3種混合ワクチン、
 マイクロチップナンバー明記)

・アメリカの獣医師さん発行の 血液検査結果

・日本の獣医師さん発行の マイクロチップ装着証明書(日本で装着済み)

・USDAから裏書き(エンドース)をもらった日本推奨証明様式のフォームAとC
・日本検疫が発行した動物の輸入に関する届け出受理書

入国の48時間以内の健康診断結果を持って出国が望ましいという日本検疫の 規定だけれど、実際、どー考えても物理的に非常にあぶなっかしいのね。
何かあった時に(書き損じや、ミス、不明瞭などなど)飼い主とペットが一緒に出国
できないということも考えられるので、出国10日前でもいい、と、検疫からの 緊急の依頼で、大慌てでアポイントを早めてもらって、飼い主、ドクター、友人とも、
バタバタしました。
ここは惑わされずに10日前くらいには健康診断を終えて、検疫さんとのやりとりを
すすめるほうが絶対にいいと思います。

※検疫さんへご提案♪

もう「10日前までに」、、、って、改訂してしまったほうがいいと思います^^/
そのほうが、みんな戸惑わないと思うのですが。。。

何せ、usaの場合、言葉の問題もあるため、ドクターとのやりとり、アポの変更と検査の
依頼の理由を細かく説明することなどが大変だったです。
そのため、どーしても困った時には、英語の堪能な友人に通訳していただき
助けてもらいました。

こんなことも考慮の上、慌てないよう、早め早めの準備をおすすめします。

ーーーーーーーーー

猫たちの検査がひととおり済んだら、

アメリカのドクター発行の書類をFAXすること数回、やっと日本検疫が許可する
書類を作成することができます。
日本様式のフォームAとC。



アメリカのドクター発行の書類に、1つでも不備があっても
日本へ渡ったものの、ペットたちは、成田空港で最大180日の係留を余儀なくされます。

ちなみに猫一匹/一泊 3000円くらいするそうです。検疫のスタッフの方が
心配そうに言っていました。
うちは3匹。一日係留となれば、約1万円の出費となりますし、なにより
猫たちにとって大きなストレスとなりますから、ここも慎重にすすめました。

中には、最大180日係留するペットや、係留期間にストレス体毛が抜け落ちてしまうとか、
不運なことに、命をなくしてしまう子もいるそうで、ここは飼い主としてがんばり
ところなわけです。

ホームドクターも、「不備があった!」と、雨の中書類を届けてくれたことも。


アメリカを出る際に絶対に必要と成田検疫から言われていたもの。

日本様式のフォームAとCに、USDAのエンドース(裏書き)をもらったもの。
渡米の際持参した「狂犬病予防法に基づく動物の輸出検疫証明書」の原本

これらももちろん、何度か検疫、アメリカのホームドクターとのやりとりがありました。
ミスがあれば、検疫さんから、

「動物検疫にご協力いただき、ありがとうございます。
いただいた届出内容では不備になります。つきましては・・・・」

という、クールなお返事がこれでもかというくらい何度もあります。
まあ、あちらさまも真剣ですからね、安易にOK出したものの、不備があれば
大変なのは同じですもん。

「証明書(USDA裏書き前)を取得しましたら、
こちらまでFAX下さい。内容確認し、不備がなければ受理書を発行します。」


裏書き前というのは、USDAに提出する寸前の書類。
たとえ、USDAがOKを出しても、もし不備があれば、やっぱり成田で足止めなため、
提出する前に、「本当にその書類でいいのか」を、検疫が確認するわけ。

「検疫さん、USDA信じてないの?」


いいや、万が一に備えてです^^よね?
ほんと、すごい。。。。。日本のみなさん。


そりゃ、私も以前仕事してた時は、このような「重箱つつき仕事」というのは、
基本的な仕事をスムーズにするため、関わるみんながすべてハッピーでいる為には、
あたり前だった気がするけれど、忘れてた。
オレゴンでのほほ〜んとしていた私にとっては「細かっ!」と感じることもあったわね。
ほんとに、これは大切なのです。


やっと、検疫さんからメール。

動物検疫にご協力頂きありがとうございます。 訂正後のFormACに問題がない事を確認致しました。 FormACの上部のApproval No,に受理番号(N○○○○○○○○○+個体ごとの枝番号)
を記載した上でUSDAからのエンドースをご取得下さい。

また、2009年3月○日に到着する動物の輸入に関する届出を受理しました。
このメールが来た時の嬉しさったらなかったです。
これで初めて、受理された、つまり「出国していいよ」って許可書なのね。

そしてフォームA、Cとアメリカのドクター発行の健康診断書を持参してUSDAへ。


これで晴れてエンドースをもらって、帰国を待つのみ。終ったも同じね!

と、

思いきや、、、、



【2】につづくっ!