2008/09/11

今日は9月11日

  今日、アメリカは9月11日。
誰もが忘れていないはずのあの日です。
7年前のことなのに、まだ戦争終わってないですね。

テレビでは、5時間にわたって7年前の9月11日のあの痛ましい
出来事についてやっていたり、追悼式典も行われていたり。
それを、さめざめとした気持ちと、何とも言えない怒りとともに観ている私。
今日に限っては、むごたらしい映像もしっかりと放映され、その日、その場所に
いなくても、光景がはっきりと伝わってきます。



当時の私というと、日本で暮らしていましたが、あの事件の7日後には、
たまたま仕事でニューヨークに行かせてもらっていました。
事件直後から、日本のメディアでは、連日痛々しい情報が流れていました。
「仕事だから」と、渡米しようとする私を、家族は最初反対していました。
当たり前ですよね。。。「直後だからこそ安全なはずだから」と、そう自分にも
言い聞かせるように日本を発ったことを今でも覚えています。


滞在していた時、ワールドトレードセンター跡(現在グラウンドゼロ)を訪れました。
遠くからしか全体を見る事ができないほどの大きな大きな瓦礫の山。
嗅いだ事のないにおいが、あたり一面を覆っていました。
その近くでは亡くなられた方を悼むキャンドル、張り紙などが並べられ、
祈る方、泣いている方、直視できない場面も。

その反面、そんなことはなかったかのように、普段通りテキパキと歩く
ニューヨーカーたちの多い事。まったく普段と変わりません。
街中が悲しみにつつまれているのかと思いきや、違う姿にも驚くこともしばしば。
地元の方達にそのことを聞いてみました。

「日本のメディアは、連日悲しい場面を放送しすぎているよ。
あれは、あれ、これはこれ、ニューヨークは立ち止まっていられないからね。
そんな深刻な顔しないでね」と、あっけらかんと言う人たちも。
夜も普段通りレストラン、酒場やクラブに溢れるお客さんを見ていると、そんな
ことがあったことを忘れてしまう時も。

当事者ではないこと、近くて遠い出来事だったり、それぞれの立場で思いで
これだけ考え方やものの見方も違うものです。
私は、黙祷の気持ちでNYに訪れたものの、違和感をおぼえたものです。

それでも7年経った今でも、戦争はいまだ続いているわけです。

少なくとも何千人という方々が亡くなられた悲しい事件であって、
亡くなられた方だけでなく、その家族や関係者には、7年後の今も、この悲しみは
消えることはないですね。
どんな言葉を並べようと、何のなぐさめにもならないほどと思います。

その方達の気持ちを私が少しでも伺い知ろうとするなら、たくさんの子供たちを
抱えながら、旦那さんを戦争で先立たれた祖母達を思い出すこと。
彼女達は、たくさんの子供を女手ひとつで育ててきた強い人たちでしたし、というか、
強くならざる得なかったということですが、思い出を作る間もなかっただけでなく、
逝ってしまった旦那さんたちのことを、振り返る間もなく懸命に生きていました。
幼かった孫の私達には、心の内にある彼女達の傷をリアルに感じることはなかったですが、
とても明るく優しい反面、厳しく強かった今は亡き彼女たちを思うと、
どれだけ越えてきたものが多かったを今では理解できることができます。
きっと、9月11日に、人生の支えや、パートナーを一瞬にして失った方達は
時代は違えども、祖母達と相通ずる気持ちところがあるのではないかと思います。
持たなくても良かったはずの、ぶつけようのない憎しみや悲しみを抱きながら、
懸命に生きていかれるのですから…。

個性と個性、とかくぶつかり合いますよね。ぶつかった後に、理解を深めたりできることも
あります。それはそれでいいのね。世の中、人間、しょせん善悪表裏一体。
(※投げやりではありませぬ^^)
それぞれの意見の違いがあってこそ面白さもあるのではと思う私。
なにも「戦争反対!!」って、大声で言ってるわけでもないですが、
けれども、「戦争を続ける」ことは代償が大きすぎると思います。
戦争してる場合ではないですよね、もう。やってるうちは幸せ、してるうちが花。
ハッと気付いた時には、大切な人や何かを失っていたり、何もかも取り返しの
つかない事になりかねないですもん。
その昔、事実、日本にもアメリカが初めて「実験」として落としたものもあったわけですよ。
そのことだって、忘れるわけないし、悲しみってそう簡単に無くならないもんです。
忘れちゃいけないんですよね。その理由は、繰り返さないために。


限りある人生、限りある地球ですからね、もういーかげん方向転換しませんか?と、
思う私。

人間想像以上に賢くできてるんですし、優秀な方たちもたくさん。
それぞれの国がかりで一番になりたいって、いいことだけど、無茶言い始めると
お話合いじゃすまなくなるのよね。

で、提案なんだけど、

一歩ひいて、そろそろ考えたいですよね。
何も「戦争」や「争い」という方法をとらずしても、気高さを持って
良いカタチを生み出す知恵も持ってるはずなんだからさ。



2008年9月11日、アメリカにて、つぶやき。


usa@オレゴン





いーかげん
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自分、その立場になったら、どー思う?
ほんとにいいのかな、戦争。

2 件のコメント:

nezuko さんのコメント...

こんにちは。
うまく言えませんが私も同じ気持ちです。
攻めあうのではなく、もっと別な方法をどうして考えられないのかと・・。

ポチ。

usa@オレゴン さんのコメント...

nezukoさん
こんにちは!

いつもいつもコメントありがとう!!
そう、私もうまく言えないですが、どーしても
書きたくなってしまいまして。。
きれいごとに見えるかもしれないし、夢みたいな
ことを言ってるかも?

この穏やかなオレゴンで暮らしていると、
どこの世界も平和なんではないかと錯覚する
こともしばしばです。

悲惨な現実を、少しでも変えていけないかと
思いますよね。


あらためて、いつもありがとう☆