2007/12/15

本場!クリスマスイルミネーション Part 2☆

クリスマスまで、あと10日たらず。

キリストの誕生日をむかえるべく、街は日に日にイルミネーションであふれてきました。

この世で、これだけ多くの人々に誕生日がくることを喜ばれる人はいないのではないでしょうか。(いいな〜)

今回は州の中でも有名な、セーラム市の北にある『Keizer 14th Avenue』

この地区で暮らすのは半端な心意気ではすまされません。
中途半端では『許されない』というのが早いです。

その理由というのも、この地区に住むことを決めた時には、
毎年かならずイルミネーションで家を彩ることを約束する
『誓約書』まで書かなければならないほどの、気合い入り地区なんです。
半ば強制です…
『イルミネーションバスツアー』にもなる有名なイルミスポットですから、
町起こしならぬ、地区起こしに添えない人たちは住めないのです。

なので、デコレーション作業に労を惜しむ人、電気代に目が飛び出て
倒れてしまうような人は住めません。

『うちは大丈夫、毎年がんばりますよ〜(すまいる)』と言って
喜んでサインする人たちだけが住む(想像)カイザー14番大通り。


タロさんと私は、その有名なスポットを観るため、セーラム中心街から
北へ10分ほど車を走らせ、探してみました。

イルミの規模が大きいとのこと、『すぐ見つかるでしょ♪』と高をくくっていました。
が、探してみても一、二軒ほどのイルミネーションHOUSEがあるだけで、聞いていたような
『スゴい』スポットがみつかりません。

『まだ時期が早いのかな〜。残念、帰ろうか〜』と一軒のイルミHOUSEを観ていたら、
50歳代くらいの家主らしき男性が、可愛い白い犬3匹(たぶんプードル)が
家から出てきてコチラへ向かってきました。

「うわっ…今、もう10時。不審者だと思って出てきたのかも;
もし銃をつきつけられたら、ちゃんと手をあげなくちゃ(小心&海外生活初心者)」と
緊張しながら、恐る恐る事情を話し始めると、

『あなたたちは14th Avenueを知ってるか?』とその男性。

『知りません』と言うなり、

『じゃあ、ぼくが案内してあげる♪』と、その男性はさっと自分の車に乗って、
その場所へ連れて行ってくれたのです。ポカン、そして感動。
その方のお名前はTerryさん。親切な方がいらっしゃるものです。夜分遅いのに。

5、6分車で走って到着。見つけました!
そこには、息をのむほどの美しい輝きを放った家の数々。




息をのむ、というより、息をするのを忘れると言った方がいいです。
もう、もう、もう、もう、これでもかこれでもか状態のイルミHOUSE!!!!!
どこから観たらいいか戸惑うほどの勢いです。

Terryさんは誇らしげな笑顔で、再会を約束した後、
まさに、アメリカンヒーローのように颯爽と去って行きました。
ありがとう…Terry(急に親しげ)。

もう少しクリスマス時期に近づくと、さらにイルミHOUSEは増えていくそうで、
これからが楽しみ。
家それぞれが個性出してます。バラエティに富んでいて、こだわりがつまっています。
じ〜っと見ていると、その家に住む人の人柄まで伝わってくるんですよね。

あたりは電飾の明かりで暖かい雰囲気ですが、何より、観に来る人たちを
楽しませようというサービス精神と優しさに、じんわりと心が暖かくなった私。

観ていると、『これは現実か?』と一瞬錯覚を起こします。確実に。
子供を連れて行ったり、デートにほんとうにおススメです♪

イルミは、きれいなもの、かわいいもの、幻想的なもの、面白いものいろいろ。
こんなに息をきらすほどの規模の大きなイルミストリートを、
これまで観たことがありません。

中には、寒いのに、常夏を思わせるような電飾もあって、
まるで、私の大好きなあんことキムチを同時に食べるような、
どう味わえば、理解すればいいかわからないシチュエーションもあり、
しばらく呆然と立ちすくんでしまったものもあります。
なんともユニークユニーク!








この日は、100軒はあるでしょうイルミHOUSEは観きれず、
近く充実度を増した!この通りに夕方頃からまた行く予定です。


14th Avenueの皆さんのすばらしいボランティア精神と気合いが入ったイルミ、
一回ではアップしきれないので、数回に渡って、載せてみたいと思います。

皆さんの気合いに拍手!


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