2008/11/21

動物といるってこと

近頃、家にある暖炉をつけるほど、寒くなってきたここセーラム。
なにも3匹でまとまらなくても…。
一番大きなクロネコのび、はみでてます。



思うと、日本とここオレゴンでは、犬猫を所有している人の比率が、
こちらのほうが圧倒的に多いような気がします。どこにでも動物がいっぱい。
usaのアパートでも飼育しているしている方がとても多いです。
住宅環境も影響しているからでしょうか。
だれかの誕生日に、犬や猫を贈ることもよくあるそうで。
日本ではあまり聞かないですよね。


猫たちと渡米後すぐ、ひと月ほど滞在させていただいていた、タロさんの
職場にある、大切なゲストルームも、多くのお客様が滞在するはずの障子や、
高級な木々をたくさん使って作られた部屋だというのに、猫たちも一緒に滞在OKでした。

フツウなら断られるだろう、その案件を、ダメもとでお話してみたところ、
二つ返事で受け入れてくださったんです。
アメリカは、家で飼う動物を単なるペットというよりも、「家族」と考える
方が比較的多いこと、さらに、スタッフのみなさんがご親切だったこともあると思います。

こちらの動物病院の先生も、初めて診察してもらうときも、
「大丈夫だよ」って我が家の猫のおでこにキスしてくれたっけ。
自分のおでこにされた気がして、一人照れてたusaでしたわ(え?)




ここオレゴンは、自然豊かな場所なので、飼い犬、飼い猫を放し飼いにしたり、
のびのびと暮らさせてあげたい!なんて単純に思うのですが、彼らを
外に出している少しの間に、野生動物による被害を受けてしまうことも。
そうそう気楽ではありませぬ。




友人の猫は、自然環境が良い家で暮らしているものの、以前コヨーテと遭遇し、
慌てて逃げて来たものの、何ヶ月も外にでかけることができないほどの恐怖を味わったり、
ある方の小型犬は、あの見た目可愛いラクーンに襲われ、一命はとりとめたものの、
体は大けが、傷だらけ、元気になった今も、毛はちゃんときれいに生え揃わず、
ピンク色の地肌が透けて見えるほどの被害に合いました。

「命が助かって彼女は運が良かったわ」と、飼い主の方。

羊を飼っていた人も、コヨーテに何度も羊を殺されてしまったり。。。

これだけ自然や野生動物が多いところでは、飼育動物を外に出すということも
用心しなくてはならない環境なんですね。
自然との境目がほとんどないんです。
一歩外に出れば、そこは大きく広い自然ですからね。
同じ動物同士でも、生き方や生き様に違いがあること、家の外には、
日本で暮らしていた頃は感じた事のない、食物連鎖と分解をじかに感じる場所!
そんな中、今日もほよほよ〜っと家の中で我が家のネコたちは暮らしております。



usa家の隣人の2匹の猫たちはというと、外に出したりしても平気。
けれども、まったく人になつかないほど、野生猫化してます;
飼い主(飼い主のくれるゴハン)以外の人間になんてまるきり寄りつきゃしませんよ。
逃げ足もかなり早いです。

そのうちの一匹がコチラ↓



彼ら、他の野生動物たちには負けないほどの野生猫ですよ〜。
しょっちゅう我が家の車のフロントガラスやボディに足跡つけてくれてるんで
無言のコミュニケーションばっちりですがね。。。。。




そんな毎日の中で、ネット上ですが、一日一回は日本のおもなニュースを、
チェックをしている私。
いろいろ読んでいるうちにたどりついたこの記事。

我が輩は怒っている!…人気駅長、朝日新聞記事に反論←コレ!

その記事に反論したネコ駅長ばすのブログ

ネコ駅長「ばす」の日記。 ←コレ!




考え方、捉え方の違いで、これほどの反響や波紋もあるんですよねぇ。
私はこの記事を読んで、ブログ読んで、ほのぼの一人笑ってしまいました。
このネコ駅長ばすが、野良猫だったのも誰もが百も承知。
けれども、人の笑顔を増やしてくれている猫にはかわりなし。
いい話じゃあないですか。


usaも、言葉を話さない猫たちの表情や動作、空気をよみつつ、
勝手な解釈をさせてもらいつつ、楽しい猫生活18年。感謝してます猫たちに。
本当に話ができたら、文句ばっかり言われるでしょうに、

おそらく「おやつくれ」
とじーっと見ているだろうに、
「見守っててくれてるのね、ありがとう」

なんて、解釈してたりね。ププ。



動物との共存、
いろいろなものを創り出せる人間がイチバンって陥りがちのところ、
ちょっと足をゆるめて、彼らとの関係をできるだけ、ゆたかで、健やかなものに
していきたいものですね。いつも感謝の気持ちを忘れずに。


7時20分の快速に乗客がいない駅のネコ駅長ばす。
のんびりした環境で暮らす君は、とっても幸せなネコですな。



会津旅行時に、友人がお土産にと買ってくれた日本から持ってきた赤べこ。


動物はそばにいますか?
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4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ほんと、猫や犬と一緒に暮らしてらっしゃる方は多いですよね。うちの前の道も、しょっちゅうワンコが散歩していて、にゃんたもパトロールが欠かせません!usaさんちのにゃんず、元気そうで嬉しいです。ふふ・・・かわいいですね~。膝に乗っかってるのかな?だんだん寒くなりますから、みんなで肩寄せ合って暖まると最高です!

usa@オレゴン さんのコメント...

acoさん
こんにちは!

やっぱりそう思いますか?
人も歩けば飼い猫飼い犬にあたるってくらい
ほんとに多いですよね。
人間だけが生きてるんじゃないんだなって
思うことが、日本よりアメリカのほうが多い
です。ワンコのお散歩も多い多い。

ちなみに我が家のアパートの敷地に犬のふんを
残したら罰金$50と看板があるくらい、
犬の数も飼い主も多いです。

にゃんたちゃんは毎日ワンコの散歩パトロールは、
毎日のストレス解消にもってこいですね。
よくできてるなあ。。。共存共存!
我が家のネコたちも、歳を感じますが、
元気ですよ〜。
ミルはタロさんの膝の上でぼんやりするのが
日課です。
寒くなってきたから、「ネコたちと寝る」のも
あったかくて至福の時間ですよね^^♪

いつもありがとう☆

匿名 さんのコメント...

拍手ありがとう!

私は、猫好きです。
以前2匹飼っていました。もう2匹とも死んでしまいましたが。そのうち1匹は、日本から私と一緒に飛行機で来ました!その猫は生まれたときから私と一緒だったので、なんかすっごく愛着がありました。

もう一匹も、死にそうになってたのを保護してあげた猫で、すごく”スペシャル”な猫でした。

死ぬとすっごく悲しいですね。でも、下の子が大きくなってきたので、また飼うかもしれません。

私は飼い猫は外に出さない主義です。だって、蚤をひろって来たり、他の動物に襲われたり、車に引かれたりしたらかわいそうですから。

野生ならそっとしておく、家畜なら限られた場所で生活させるほうがいいと思います。

usa@オレゴン さんのコメント...

pontaさん、
こんにちは!

pontaさんも猫好きなんですねー。
しかも1匹は日本から連れてきたとは…
そうですか、そうですか^^

もう一匹は、死にそうだったところから
一緒に暮らしていらしたとは、素敵なお話
ですよねTT

私も一匹ガンで亡くしましたが、最後は
息をひきとるときに抱いていられたのは
飼い主として幸せでした。彼女はどうだったかな。
窮屈だったかな。。。わからないけどね^^;

動物といるってことは、人それぞれの考え方が
たっくさんありますよね。
野良猫にきまって餌をあげている女性に
私の考えを話をした時、怒って文句を言われた
こともあります。がはは…(汗)

考えは定まらないし、
正しいことって何だろうって今も思うことしばしば
ですが、自分が預かった動物は、最低限人に迷惑を
かけないように一緒に暮らそうな、そして
楽しく健やかでいようと思ってます。

pontaさんも、またぜひ素敵な
猫ライフを子供たちと迎えてください♪
すごーく楽しみですよね。

いつもありがとう☆